北京オリンピック開催に当たって行われた長野での聖火リレー。これは各国のナショナリズムのぶつかり合いの場になった。ある意味人間の本質が露呈したわけだが、ここにナショナリズムをめぐる様々な問題が交錯している。
まず、オリンピックが政治的なものから独立するということはありえない。開催地の決定から開催準備、開催にいたるまで政治とオリンピックは不可分の関係にある。中国政府はこれで国家の発展をもくろんでいるわけで、それが分かっていてそれを苦々しく感じているチベット人や日本の右翼が反発するのは必然の流れである。私は一方のナショナリズムによって他方のナショナリズムに反対することには全て反対だが、政治とオリンピックの不可分性を考えると人権問題でのアピールにオリンピックでの抗議は止むを得ないと思う。
マスコミの報道によると、リレーを妨害した者の一人は台湾人だそうだ。台湾も台湾の独立の是非で中国と緊迫関係にある。台湾人の一部も中国に反発しており、この機を利用したのだろう。「敵の敵は味方だ」ということでチベット人や台湾人と日本の右翼は結びついているようだ。
情報が錯綜していてどれほど信頼できるか分からないが、インターネットで「オフ会」と称して各グループが長野に集結していたという。こういった集合行動はなかなか予測がつかないが、こういったことも一触即発の要因となっただろう(ネット発の集合行動もよい方向で利用できないかと思う。こういう現象の研究が発展されればよいのだが)。けが人や逮捕者は少なかったし、国境なき記者団の活動家はあまり目立った行動に出なかったのが意外だったが。
チベット側も中国側も旗を掲げていて、それはスポーツのチームの応援とは全く異なったもので、ナショナリズムの象徴である。今回の件は、世界はいかなる状況でも自集団を守るために他の集団と争うという人間と世界の本質を感じさせるものだ。世界平和と人類の平等への道はまだまだ遠い。
まず、オリンピックが政治的なものから独立するということはありえない。開催地の決定から開催準備、開催にいたるまで政治とオリンピックは不可分の関係にある。中国政府はこれで国家の発展をもくろんでいるわけで、それが分かっていてそれを苦々しく感じているチベット人や日本の右翼が反発するのは必然の流れである。私は一方のナショナリズムによって他方のナショナリズムに反対することには全て反対だが、政治とオリンピックの不可分性を考えると人権問題でのアピールにオリンピックでの抗議は止むを得ないと思う。
マスコミの報道によると、リレーを妨害した者の一人は台湾人だそうだ。台湾も台湾の独立の是非で中国と緊迫関係にある。台湾人の一部も中国に反発しており、この機を利用したのだろう。「敵の敵は味方だ」ということでチベット人や台湾人と日本の右翼は結びついているようだ。
情報が錯綜していてどれほど信頼できるか分からないが、インターネットで「オフ会」と称して各グループが長野に集結していたという。こういった集合行動はなかなか予測がつかないが、こういったことも一触即発の要因となっただろう(ネット発の集合行動もよい方向で利用できないかと思う。こういう現象の研究が発展されればよいのだが)。けが人や逮捕者は少なかったし、国境なき記者団の活動家はあまり目立った行動に出なかったのが意外だったが。
チベット側も中国側も旗を掲げていて、それはスポーツのチームの応援とは全く異なったもので、ナショナリズムの象徴である。今回の件は、世界はいかなる状況でも自集団を守るために他の集団と争うという人間と世界の本質を感じさせるものだ。世界平和と人類の平等への道はまだまだ遠い。
テーマ:オリンピックとチベット問題 - ジャンル:ニュース


