英語学習サイト「英語克服戦記」の姉妹編。 教育だけではなく、食生活、差別、メディア、国際関係といった社会問題一般や作者の生活について述べていきます。

のいちごくっきーの宇宙日記

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| | 00:32 |
戦後日本の最大の危機
残念ながら今、差別表現の問題と称して表現を規制しようとする記事がyahooニュースですら平然と流れている。そのほか実際の人権問題を考えずに「人権」をたてに情報統制をしようとする集団が一部に存在するようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080609-00000054-zdn_n-sci

本当に特定の集団に対する差別を助長する動きは防がなければならないが、「外国人」、「女性」などというカテゴリーを置いて、それに対して批判的なものは全て統制されうるというのは無数にあるイッシューの中で、特定のイッシューにおいてたまたま外国人や女性などに問題がありそれを批判すると「差別」だから、実際には正当な批判をしても迫害を受ける可能性がある(こういうことを書いてはいるが、過去の記事を読めば分かるとおり私は決して右翼ではないし、ジェンダーに関してはフェミニスト「以上」にジェンダーフリーを支持している)。逆に、男性や白人、(アジア系外国人に対しての)日本人に対して差別的表現を用いても何も問題にされない。このようなダブルスタンダードは特定の集団が言論をコントロールするという既得権益の構造を生む。このようなことは決してあってはならない。また、ある人が別の人権問題などで政府を批判した場合、差別の意図がなくても特定の表現を揚げ足取りをして、良心ある活動家が全く関係のない文脈で社会的に排除されることもありうることである。

これは「差別」問題だけではなく、著作権や性表現に関しても同様だ。本来問題のない言論や芸術表現を「発信」することが統制されるのも問題だが、このような動きがさらに進めば、「有害」表現を監視すると称して、それに「たまたま」接するだけでも政府や特定の団体に目をつけられる恐れがある。インターネットは色々なサイトに色々な情報が氾濫しているため、特定の情報を完全に避けることは不可能である。そのため、誰もが監視の対象になりうるのだ。この最終形態はかつての軍国主義国家である(文化的に伝統を重んじるか文化的にリベラルかなど関係ない。特権のある人々以外は奴隷として国家に利用されるシステムだ。普段保守を自称する人もリベラルを自称する人も考えて欲しい)。

普段政治に無関心な人も考えて欲しい。あなたは普段送っている平和な生活が突如終わることは本当にありうるのだ。

全ての国民はこのような動きを断じて容認すべきではない。yahooも実は自分たちが今後、情報を自由に管理して商売することが出来なくなる可能性があり、自分たちの首を絞めることになるということを自覚すべきだ。

テーマ:表現規制問題 - ジャンル:政治・経済

| 社会問題 | 23:30 | トラックバック:0コメント:0
日本の、これから 地球温暖化
今日NHKは環境問題スペシャルで、その中で地球温暖化問題に関する議論があった。
いつもながら無理やりな二者択一の質問が多かった。ただ、タイトルが地球温暖化だが、環境問題全般で議論する必要があるトピックもいろいろあった。

責任は先進国と途上国、日米中のどこかといったものなどがそうだ。
全ての地域が取り組めよ、という話で終わってしまう。
番組内では、出演者の出身国によって、日米中で責任のなすりつけあいをするといった光景も少しあった。中国の排出量は少ないから先進国に責任があると中国人はいうが、世帯ごとの収入を統制して分析しなおせば、中国の富裕層は結構排出しているのではないだろうか。先進国と同じ道を歩むことはやはり大規模な形で環境破壊を行うこととなり、外国人だけではなく、中国人民のためにもならないのではないか(もっとも、国際的にそういう主張が出来るのは中産階級以上の人間なのだが)。他国のためだけではなく、中国のためにも、中国は先進国と協力して環境破壊を防ぐ努力はしなければならない。

そのほか一定期間二酸化炭素の排出を抑えるという取り組みがあった。
テレビもパソコンも車もつかえないという大変不便な生活だ。
出演者も言っていたが、これはあくまでもイベントであり、いくらなんでもこれがずっと出来る人はほとんどいないだろう。

今後目指すべきは自然重視の社会か技術重視の社会かという質問があった。
これは無理がある二者択一の一つだが、両方から得られるものを得ていこうという態度は案外皆持っていないのではないか?

どんなに奇麗事を言っても、一切エネルギーを使わずに生活することは不可能だ。「一人一人の心持ちで地球を守っていきましょう」と何十年といって失敗し続けたことか。二酸化炭素を排出しない生活を送った家族もずっと排出しないことは不可能である。

私は環境問題への取り組みとして一番重要なコンセプトは「持続可能な「持続可能な社会」作り」だと思う。精神論で成功するはずもないし、かといって一切を放棄することも許されない。そこで必要なのは使える社会的資源をいかに活用するかということと、このコンセプトを守れる人々を育てる社会的基盤を精神論に基づかずに作り上げることだ。

前者としてはやはり技術移転を進めるべきだろう。途上国の発展によって環境破壊が進むということは止めなければならない。それには早く先進国の技術によって汚染を最小限にした発展を目指すべきだ。

後者としては最近めっきり聞かなくなったロハスブームを完全に文化として定着するようメディアに促させることである。今のライフスタイルをそのまま維持させるのは好ましくないだろうが180度の転換も無理だ。ならば自然に90度程度の転換を促すしかない。フィクションでもよいので環境への負荷の少ない商品に消費社会論的な価値付与を行い、消費のあり方を多少なりとも変化させることならば可能である。そのためにはメディアがそのような情報を提供することが必要だろう。

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| 社会問題 | 22:58 | トラックバック:0コメント:0
久米宏 新ニッポン人現る
久米宏が司会で、テレビ東京で現在の日本の若者を説明する番組があった。少しこれまでの番組とは毛色が違うようだったので見た。

まず、最近の若者は消費をしないという話から始まった。酒を飲まない、車を買わないといったことだ。男性は女性との食事では金を払う、車を運転するという性役割の構造が維持されているのが伺えていて好ましいことではないが、とにかくそれがだんだんなくなっているという(本当だろうか? 正しいデータに基づいているのだろうか? あと、車の運転が男性の性役割に結びついていることは私には実感はない。女性も運転する人はするし、男性でもジェンダーアイデンティティの誇示として車を利用している姿はあまり見ない。ジェンダーを扱った海外の学術論文でも車の運転と男性の性役割について述べられていたが、現在の日本にはこの関係性そのものが成り立つのだろうか? 誰か教えてください(汗))

小池百合子氏が少し述べていたものの、本来は環境問題への対策としては車を使わないのは好ましいことである。それが十分述べられていないのはテレビ東京らしい。

今の若者は普通の旅行はせず、ボランティアはするという。旅行者の減少はデータでも示されていたが、本当かなあ。ボランティアは自己実現のためというが、具体的に世界を変えようと考えている人はどれだけいるのか分からないし、普通の旅行と感覚は変わっていないのではないか? 消費の仕方が微妙に変わっているだけではないのか? ファッションに金を掛ける女性も相変わらずではないのか?

若くして大金持ちになったデイトレーダーの青年は、車も所有せず、食事は立ち食いそばという質素ぶり。彼は「金を使うことには興味はない」という。ただ、何のために金を稼ぐのだろうか? 番組の後半、久米宏が彼は食糧問題に関心があると言っていた。しかし、それだけで彼の活動の意義は説明できないだろう。企業や投資家の活動は必ずしもゼロサムゲームではないが、彼らが扱う資本もある意味部分的には公共財である。日本にも貧困問題があるのに一方では彼のような人物がいることを思うと、必要なところに必要なものがないように見える。彼には社会のためにその金を使ってもらいたいものだ。

消費しないことが社会が疲弊している表れであるかのように述べられているのはどうなのだろうか? 無意味に消費する消費社会のあり方にも負の側面があるが、テレビ東京だけあって、それは述べられていない。久米宏は「よく民放でこの番組が放送できるな」と言っていたが、何のことはない、消費がないことが好ましくないと再三にわたり述べているのは普通の民放のあり方だろう。

総じて言えば、ある意味ではあまり報道されないトピックもあったが、少し疑問符も残る番組だった。

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